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ガイソー横浜港南店

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シロアリによる建物の被害と症状

2023.12.02
こんにちは☀
ガイソー横浜港南店です!


皆様は「シロアリ」を見かけたことがあるでしょうか。
シロアリは湿った木材を餌とするため、湿気が溜まった柱や床、土台部分などが食べられて建物の耐久性・耐震性が低下してしまう可能性があります。

今回は、シロアリによる建物の被害と症状についてお話ししていきたいと思います!

なお、今回のブログではシロアリの画像を一切載せていないので、虫が苦手な方でも安心してお読みいただけます。



シロアリとは?

シロアリという名称からアリの仲間だと思ってしまいますが、実はゴキブリの仲間で昆虫綱ゴキブリ目シロアリ下目に属しています。
アリの社会は女王アリと働きアリ(不妊の雌)から構成されているのに対し、シロアリは女王と王、働きアリ、兵隊アリといった複数の階級が存在し、それぞれに雌雄が含まれています。
コロニーがある程度大きくなると、「ニンフ」と呼ばれる階級が誕生します。ニンフはやがて羽アリとなって巣を飛び立ち、新たなコロニーを形成する役割を持っています。
羽アリは毎年4~10月ごろに大量発生するので、建物への被害も同時期に集中しやすいです。


シロアリは主に朽ち木や腐食が進んだ木材などを餌としています。場合によっては木造家屋を餌場としてしまうことから、害虫として忌み嫌われることもあります。
しかし、シロアリが朽ち木や枯れ葉などを分解し、土に還すことで土壌の改良が進められることから、自然界においては益虫とされています。
また、シロアリは「セルロース」と呼ばれる成分を分解し、動物性たんぱく質に変換できる貴重な生物でもあります。そのシロアリを黒アリやヘビ、小鳥などが捕食することで食物連鎖が進められるのです。


日本には20種類以上のシロアリが生息していますが、シロアリによる被害の9割は「ヤマトシロアリ」が占めています。
ヤマトシロアリは日本のほぼすべてに生息しており、寒さに強いことから北海道の一部でも見かけることがあります。
一年を通じて活動しているので、個体数が日を追うごとに増えていくという厄介な性質を持っています。



シロアリによる建物の被害

シロアリは湿った木材を好んで食べる傾向があります。そのため、建物の柱や床、土台部分などが水分を帯びていた場合、シロアリの食害によって建物の耐久性や耐震性が大幅に低下し、倒壊リスクが上昇してしまいます
また、シロアリは木材の内部を食べる習性があるので、シロアリによる被害が目視しにくいです。「地震が来るまで建物のダメージに気が付かず、倒壊を未然に防ぐことができなかった」といったことが起こる可能性もゼロではありません。



シロアリによって腐食が進んだ木材



シロアリによって発生する症状

前述の通り、シロアリは木材の内部を食べる習性があることから木材の被害を目視することは困難です。
しかし、シロアリによって劣化が進んだ木材には何らかの異変が起こる場合があるので、その異変を見逃さなければ建物への被害を最小限に抑えることができます。

シロアリによって発生する症状として、以下の4点が挙げられます。



床がきしむ・床がふかふかする

シロアリは日光を嫌い、湿った場所を好むことから、暗く湿気が溜まりやすい床下に住み着く場合が多いです。
床がキィキィときしんだり、軽く踏んだだけで沈み込むような感覚があったら、シロアリによる食害を受けた可能性があります。



ドアの建て付けが悪くなる

シロアリがドア付近の木材を食べることで、ドアがしっかりと閉まらなくなる場合があります。
蝶番の劣化によって建て付けが悪くなってることもありますが、可能性の1つとしてシロアリの存在を頭の片隅に入れておくことをおすすめいたします。



壁や柱を叩くと空洞音が聞こえる

壁や柱を叩いた際にポコポコと軽い音がしたら、シロアリによって内部が空洞になっている可能性があります。
また、シロアリに食べられた柱は触れるとぐらぐらします。柱から空洞音がする上にぐらぐらと揺れるようであれば、まずシロアリによる被害を疑いましょう。



家の近くに蟻道がある

日光が苦手なシロアリは「蟻道(ぎどう)」と呼ばれるトンネルを作り、地上から餌場を行き来しています。
蟻道はシロアリの排せつ物や木材、土などから作られており、細長いひも状をしています。
建物の基礎部分や配管、断熱材の内部など、普段目につきにくい箇所で見かけることが多いです。

ご自宅の近くで蟻道が見つかった場合、十中八九シロアリによる被害を受けていると言えます。被害が拡大しないうちに施工業者に相談するようにしましょう。



以上、シロアリによる建物の被害についてお話しさせていただきました。
シロアリは「湿った木材を好む」「日光が苦手」という性質があるので、床下や浴室、洗面所などの湿気が溜まりやすい箇所に発生する可能性が高いです。
湿気が溜まらないように建物の通気性を高めたり、シロアリの侵入口となりやすいひび割れや隙間が無いかどうかチェックするなど、ご自宅のシロアリ対策を進めるようにしましょう。

シロアリによる被害を放置すると、建物の耐久性や耐候性が大きく低下し、最悪の場合倒壊してしまいます。
木材の異変を目視することは難しいですが、「床がきしむ」「壁や床を叩くと空洞音がする」といったように、触覚や聴覚を駆使してシロアリ被害に気が付くことはできます。
もしシロアリが原因と思しき症状に気が付いたら、早めに施工業者に相談されることをおすすめいたします!(*^^*)



ガイソー横浜港南店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)


リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー横浜港南店へご相談ください!

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