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越屋根のメリット・デメリット
2023.11.04
こんにちは☀
ガイソー横浜港南店です!
皆様は「越屋根」と呼ばれる屋根をご覧になったことがあるでしょうか。
越屋根は日本の伝統的な屋根の1つで、一般住宅や神社仏閣などで広く用いられていました。
今回は、そんな越屋根のメリット・デメリットについてお話ししたいと思います!
〇越屋根とは?
越屋根(こしやね)とは、「切妻屋根の棟の真ん中に取り付けられた小さな屋根」のことを指しています。切妻屋根の真ん中を持ち上げて、そこに屋根を取り付けたものとなります。
越屋根をイラストで表現すると、以下のようになります。
前回ご紹介した入母屋屋根と同様に、越屋根も古くから日本で用いられてきた形状となります。一般住宅や神社仏閣などをはじめとして、多くの建造物で採用されていました。
越屋根は建物上部の開口部を覆うように設置されているので、「覆う」「上から被せる」という意味を持つ「越」から越屋根と名付けられたとされています。
越屋根を採用するメリットとして、以下の2点が挙げられます。
①通気性に優れる
越屋根が採用されている建物の上部には開口部が存在するので、「通気性に優れる」というメリットを持っています。
建物の高所に開口部があることで、空気の循環が効率よく行われるようになり、室内の熱や湿気を外部に逃がすことができます。
②室内に日光を取り込むことができる
越屋根に採光窓を設置することで、室内に日光を取り込めるようになります。
「日光を取り込むだけなら天窓でいい」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、天窓と越屋根の採光窓では劣化の進行具合が異なります。
天窓は屋根に直接設置されることから、雨風や紫外線をもろに受けて劣化が進んでしまいます。
一方、越屋根の採光窓は立ち上がり部分(地面から垂直に伸びた壁)に設置されるので、越屋根が雨風や紫外線から採光窓を保護してくれるのです。
明るい部屋に住みたいという方は、越屋根の採用をおすすめいたします。
反対に越屋根のデメリットとして、以下の3点が挙げられます。
①工事費用が高くなりやすい
越屋根はかなり複雑な形状をしていることから、「工事費用が高くなりやすい」というデメリットを持っています。
施工経験がある業者が徐々に減ってきていることもあり、越屋根の工事では作業費や人件費も高くつきやすいです。
②接合部分からの雨漏りが発生しやすい
越屋根には接合部分が多いので、そこから雨水が侵入しやすいです。
接合部分には防水加工が施されているものの、経年劣化によって防水効果が失われてしまう場合があります。
ご自宅が越屋根である場合は「防水加工が機能しているか」、「雨漏りが発生していないか」などを定期的に確認するようにしましょう。
③太陽光パネルの設置が不可能
越屋根は切妻屋根の真ん中を持ち上げる形となるため、太陽光パネルを設置するためのスペースを十分に確保することができません。
既に太陽光パネルを設置している、もしくはこれから太陽光パネルを設置しようと考えている方は、越屋根ではなく片流れ屋根や陸屋根の方がおすすめです。
以上、越屋根のメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
もともとの越屋根は、かまどの煙を逃がすための開口部を保護する役割を持った屋根です。現在は開口部の代わりに採光窓を設置するご自宅が増えてきており、「日光を取り込んだ明るい部屋」を実現することができます。
一方、越屋根には「工事費用が高くなりやすい」、「接合部分からの雨漏りが発生しやすい」というデメリットもあります。
接合部分の防水加工がしっかりと機能しているかどうか、定期的なメンテナンスを欠かさずに行うようにしましょう!
越屋根の採用を検討されているのであれば、今回ご紹介したメリット・デメリットをしっかりと把握されることをおすすめいたします!(*^^*)
ガイソー横浜港南店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー横浜港南店へご相談ください!
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ガイソー横浜港南店
〒233-0012
神奈川県横浜市港南区上永谷6-1-1
サルビアビル1F
TEL:0120-916ー508 /045-370-9791
FAX:045-370-9792
E-mail:info@kensyou.biz
◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
ガイソー横浜港南店です!
皆様は「越屋根」と呼ばれる屋根をご覧になったことがあるでしょうか。
越屋根は日本の伝統的な屋根の1つで、一般住宅や神社仏閣などで広く用いられていました。
今回は、そんな越屋根のメリット・デメリットについてお話ししたいと思います!
〇越屋根とは?
越屋根(こしやね)とは、「切妻屋根の棟の真ん中に取り付けられた小さな屋根」のことを指しています。切妻屋根の真ん中を持ち上げて、そこに屋根を取り付けたものとなります。
越屋根をイラストで表現すると、以下のようになります。
前回ご紹介した入母屋屋根と同様に、越屋根も古くから日本で用いられてきた形状となります。一般住宅や神社仏閣などをはじめとして、多くの建造物で採用されていました。
越屋根は建物上部の開口部を覆うように設置されているので、「覆う」「上から被せる」という意味を持つ「越」から越屋根と名付けられたとされています。
〇越屋根のメリット
越屋根を採用するメリットとして、以下の2点が挙げられます。
①通気性に優れる
越屋根が採用されている建物の上部には開口部が存在するので、「通気性に優れる」というメリットを持っています。
建物の高所に開口部があることで、空気の循環が効率よく行われるようになり、室内の熱や湿気を外部に逃がすことができます。
②室内に日光を取り込むことができる
越屋根に採光窓を設置することで、室内に日光を取り込めるようになります。
「日光を取り込むだけなら天窓でいい」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、天窓と越屋根の採光窓では劣化の進行具合が異なります。
天窓は屋根に直接設置されることから、雨風や紫外線をもろに受けて劣化が進んでしまいます。
一方、越屋根の採光窓は立ち上がり部分(地面から垂直に伸びた壁)に設置されるので、越屋根が雨風や紫外線から採光窓を保護してくれるのです。
明るい部屋に住みたいという方は、越屋根の採用をおすすめいたします。
〇越屋根のデメリット
反対に越屋根のデメリットとして、以下の3点が挙げられます。
①工事費用が高くなりやすい
越屋根はかなり複雑な形状をしていることから、「工事費用が高くなりやすい」というデメリットを持っています。
施工経験がある業者が徐々に減ってきていることもあり、越屋根の工事では作業費や人件費も高くつきやすいです。
②接合部分からの雨漏りが発生しやすい
越屋根には接合部分が多いので、そこから雨水が侵入しやすいです。
接合部分には防水加工が施されているものの、経年劣化によって防水効果が失われてしまう場合があります。
ご自宅が越屋根である場合は「防水加工が機能しているか」、「雨漏りが発生していないか」などを定期的に確認するようにしましょう。
③太陽光パネルの設置が不可能
越屋根は切妻屋根の真ん中を持ち上げる形となるため、太陽光パネルを設置するためのスペースを十分に確保することができません。
既に太陽光パネルを設置している、もしくはこれから太陽光パネルを設置しようと考えている方は、越屋根ではなく片流れ屋根や陸屋根の方がおすすめです。
以上、越屋根のメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
もともとの越屋根は、かまどの煙を逃がすための開口部を保護する役割を持った屋根です。現在は開口部の代わりに採光窓を設置するご自宅が増えてきており、「日光を取り込んだ明るい部屋」を実現することができます。
一方、越屋根には「工事費用が高くなりやすい」、「接合部分からの雨漏りが発生しやすい」というデメリットもあります。
接合部分の防水加工がしっかりと機能しているかどうか、定期的なメンテナンスを欠かさずに行うようにしましょう!
越屋根の採用を検討されているのであれば、今回ご紹介したメリット・デメリットをしっかりと把握されることをおすすめいたします!(*^^*)
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