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入母屋屋根のメリット・デメリット
2023.10.30
こんにちは☀
ガイソー横浜港南店です！
皆様は「入母屋屋根」と呼ばれる屋根を見かけたことがあるでしょうか。
入母屋屋根は日本の伝統的な屋根の形状の1つで、重厚感のある外観に仕上げることができます。
今回はそんな入母屋屋根のメリット・デメリットについてお話ししたいと思います！
〇入母屋屋根とは？
入母屋屋根（いりもややね・いりおもややね）とは、「寄棟屋根の上に切妻屋根の妻側（「へ」に似た形状をしている側）が取り付けられている屋根」のことを指しています。
日本の伝統的な屋根の形状の1つで、天守閣や神社仏閣だけでなく、築年数が古い一般住宅でもよく見かけます。
和風というイメージが強いからか、セメント瓦や粘土瓦などの瓦屋根でしか施工できないと思われることもあります。しかし、近年ではスレート屋根や金属屋根で施工された入母屋屋根も多いです。
入母屋屋根という名称は、「鼻母屋」が軒よりも内側にある（入っている）ことから付けられたとされています。
ここでの母屋は「屋根の骨組みの一部」のことを指しており、鼻母屋は「軒に最も近い母屋」となります。
入母屋屋根を採用するメリットとして、以下の3点が挙げられます。
①高級感のある外観にできる
前述の通り、入母屋屋根は古くから日本で用いられてきた形状で、天守閣や神社仏閣でも使用されるほど格式高いものです。
ご自宅の屋根に入母屋屋根を採用することで、高級感・重厚感あふれる外観にできます。
あえて洋風の住宅を入母屋屋根にすれば、他とは被らない個性的な家にすることも可能です。
そのため、ご自宅の外観にこだわりを持っている方は入母屋屋根がおすすめです。
②風の影響を受けにくい
入母屋屋根は四方すべてに屋根面が存在することから、「耐風性に優れる」というメリットを持っています。
様々な方向から吹いてきた風に対応できるので、強風による屋根材の破損・飛散を未然に防ぐことができます。
③屋根裏の換気性能に優れる
切妻屋根の構造を取り入れている入母屋屋根には、「屋根裏の天井が高くなりやすい」という特徴があります。
高低差のある屋根裏にすることで、空気が循環して優れた換気性能が発揮されるようになります。
屋根裏に溜まりやすい熱や湿気を逃がすことができるので、室温の上昇やカビの繁殖を未然に防ぐことも可能です。
反対に入母屋屋根を採用するデメリットとして、以下の3点が挙げられます。
①工事費用が高くなりやすい
入母屋屋根は非常に複雑な形状をしていることから、「工事費用が高くなりやすい」というデメリットを持っています。
近年では入母屋屋根の施工経験や知識を持った業者が減っており、人件費や作業費もかさみやすいです。
さらに、工事期間も長くなりやすいので「工事をできるだけ安く、早く終わらせてほしい」という方には入母屋屋根はおすすめできません。
②雨漏りが発生しやすい
入母屋屋根は接合部分が多いので、そこから雨水が入り込んでしまいます。
接合部分には防水加工が施されていますが、経年劣化によって防水性能が低下していた場合は雨水の侵入を防ぐことができません。
また、接合部分が多い（雨水の侵入口が多い）ということは、「屋根の雨漏りがどこから発生したのかが分かりにくい」と言えます。
そのため、雨漏りの発生箇所を特定できないうちに屋根内部の腐食が進行してしまう可能性もあります。
③建物の耐震性が低下してしまう
入母屋屋根は寄棟屋根と切妻屋根の複合なので、他の形状に比べて屋根の重量が大きくなりやすいです。
屋根が重いと建物全体の重量も大きくなり、建物の耐震性が低下してしまいます。地震発生時に建物にかかる負荷（地震力）は、建物全体の重量に比例して大きくなるためです。
さらに、屋根の重量が大きいと建物の重心が高くなり、地震発生時の建物の揺れ幅が大きくなってしまいます。
そのため、耐震性に優れるご自宅に住みたいという方には入母屋屋根はおすすめできません。
以上、入母屋屋根のメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
入母屋屋根は「高級感のある外観にできる」、「風の影響を受けにくい」、「屋根裏の換気性能に優れる」という様々なメリットを持っています。
古くから日本で用いられてきた形状なので、入母屋屋根を採用することで高級感あふれるご自宅にすることができます。
その一方で、入母屋屋根には「雨漏りが発生しやすい」、「建物の耐震性が低下してしまう」といったデメリットも存在します。
特に入母屋屋根はその複雑な形状によって接合部分が多く、雨水が侵入してしまいがちです。
接合部分に施されている防水加工がしっかり機能しているかどうか、定期的なメンテナンスを欠かさずに行うようにしましょう！
入母屋屋根の採用を検討されている方は、これらのメリット・デメリットをしっかりと把握されることをおすすめいたします！(*^^*)
ガイソー横浜港南店では、見積り診断を無料で行っています！
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー横浜港南店へご相談ください！
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ガイソー横浜港南店
〒233－0012
神奈川県横浜市港南区上永谷6－1－1
サルビアビル１Ｆ
TEL：0120－916ー508 ／045－370－9791
FAX:045－370－9792
E-mail：info@kensyou.biz
◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
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皆様は「入母屋屋根」と呼ばれる屋根を見かけたことがあるでしょうか。
入母屋屋根は日本の伝統的な屋根の形状の1つで、重厚感のある外観に仕上げることができます。
今回はそんな入母屋屋根のメリット・デメリットについてお話ししたいと思います！
〇入母屋屋根とは？
入母屋屋根（いりもややね・いりおもややね）とは、「寄棟屋根の上に切妻屋根の妻側（「へ」に似た形状をしている側）が取り付けられている屋根」のことを指しています。
日本の伝統的な屋根の形状の1つで、天守閣や神社仏閣だけでなく、築年数が古い一般住宅でもよく見かけます。
和風というイメージが強いからか、セメント瓦や粘土瓦などの瓦屋根でしか施工できないと思われることもあります。しかし、近年ではスレート屋根や金属屋根で施工された入母屋屋根も多いです。
入母屋屋根という名称は、「鼻母屋」が軒よりも内側にある（入っている）ことから付けられたとされています。
ここでの母屋は「屋根の骨組みの一部」のことを指しており、鼻母屋は「軒に最も近い母屋」となります。
〇入母屋屋根のメリット
入母屋屋根を採用するメリットとして、以下の3点が挙げられます。
①高級感のある外観にできる
前述の通り、入母屋屋根は古くから日本で用いられてきた形状で、天守閣や神社仏閣でも使用されるほど格式高いものです。
ご自宅の屋根に入母屋屋根を採用することで、高級感・重厚感あふれる外観にできます。
あえて洋風の住宅を入母屋屋根にすれば、他とは被らない個性的な家にすることも可能です。
そのため、ご自宅の外観にこだわりを持っている方は入母屋屋根がおすすめです。
②風の影響を受けにくい
入母屋屋根は四方すべてに屋根面が存在することから、「耐風性に優れる」というメリットを持っています。
様々な方向から吹いてきた風に対応できるので、強風による屋根材の破損・飛散を未然に防ぐことができます。
③屋根裏の換気性能に優れる
切妻屋根の構造を取り入れている入母屋屋根には、「屋根裏の天井が高くなりやすい」という特徴があります。
高低差のある屋根裏にすることで、空気が循環して優れた換気性能が発揮されるようになります。
屋根裏に溜まりやすい熱や湿気を逃がすことができるので、室温の上昇やカビの繁殖を未然に防ぐことも可能です。
〇入母屋屋根のデメリット
反対に入母屋屋根を採用するデメリットとして、以下の3点が挙げられます。
①工事費用が高くなりやすい
入母屋屋根は非常に複雑な形状をしていることから、「工事費用が高くなりやすい」というデメリットを持っています。
近年では入母屋屋根の施工経験や知識を持った業者が減っており、人件費や作業費もかさみやすいです。
さらに、工事期間も長くなりやすいので「工事をできるだけ安く、早く終わらせてほしい」という方には入母屋屋根はおすすめできません。
②雨漏りが発生しやすい
入母屋屋根は接合部分が多いので、そこから雨水が入り込んでしまいます。
接合部分には防水加工が施されていますが、経年劣化によって防水性能が低下していた場合は雨水の侵入を防ぐことができません。
また、接合部分が多い（雨水の侵入口が多い）ということは、「屋根の雨漏りがどこから発生したのかが分かりにくい」と言えます。
そのため、雨漏りの発生箇所を特定できないうちに屋根内部の腐食が進行してしまう可能性もあります。
③建物の耐震性が低下してしまう
入母屋屋根は寄棟屋根と切妻屋根の複合なので、他の形状に比べて屋根の重量が大きくなりやすいです。
屋根が重いと建物全体の重量も大きくなり、建物の耐震性が低下してしまいます。地震発生時に建物にかかる負荷（地震力）は、建物全体の重量に比例して大きくなるためです。
さらに、屋根の重量が大きいと建物の重心が高くなり、地震発生時の建物の揺れ幅が大きくなってしまいます。
そのため、耐震性に優れるご自宅に住みたいという方には入母屋屋根はおすすめできません。
以上、入母屋屋根のメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
入母屋屋根は「高級感のある外観にできる」、「風の影響を受けにくい」、「屋根裏の換気性能に優れる」という様々なメリットを持っています。
古くから日本で用いられてきた形状なので、入母屋屋根を採用することで高級感あふれるご自宅にすることができます。
その一方で、入母屋屋根には「雨漏りが発生しやすい」、「建物の耐震性が低下してしまう」といったデメリットも存在します。
特に入母屋屋根はその複雑な形状によって接合部分が多く、雨水が侵入してしまいがちです。
接合部分に施されている防水加工がしっかり機能しているかどうか、定期的なメンテナンスを欠かさずに行うようにしましょう！
入母屋屋根の採用を検討されている方は、これらのメリット・デメリットをしっかりと把握されることをおすすめいたします！(*^^*)
ガイソー横浜港南店では、見積り診断を無料で行っています！
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
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ぜひ一度、ガイソー横浜港南店へご相談ください！
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