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樹脂系サイディングとは?|メリット・デメリット
2024.04.11
こんにちは☀
ガイソー横浜港南店です!
前回のブログに続き、今回もサイディングについてお話ししていきたいと思います。
サイディングには窯業系、金属系の他に「樹脂系サイディング」という種類も存在するのですが、「窯業系と金属系は聞いたことがあるけど、樹脂系は初めて聞いた」という方も多いと思います。
樹脂系サイディングは日本ではまだあまり普及していないのですが、様々なメリットが存在します。
そこで今回は、「樹脂系サイディングのメリット・デメリット」についてお話ししていきたいと思います!
樹脂系サイディングとは、「塩化ビニル樹脂を主成分として作られた外壁材」のことです。
北米では50年以上前から普及しており、約50%のシェア率を誇るとされています。
日本国内では他のサイディングに比べてまだ普及率が低いのですが、北海道や東北地方などの寒冷地で用いられている場合があります。
樹脂系サイディングのメリットとして、以下の4点が挙げられます。
①耐久性に優れる
樹脂系サイディングは非常に優れた耐久性を持っています。
窯業系サイディングは約7~8年おき、金属系サイディングも約10~15年おきにメンテナンスを行う必要があるのですが、樹脂系サイディングのメンテナンス周期は約20~30年とされています。
また、樹脂系サイディングの中は目地(部材同士のつなぎ目)にコーキングを行う必要がないものも存在します。
コーキングは経年劣化によって可塑剤(コーキングに弾性・柔軟性を付与する添加剤)が外壁表面に流出する場合があります。可塑剤の流出によってコーキングのひび割れや破断が発生したり、ブリード現象によって外壁の美観が大きく損なわれてしまいます。
しかし、目地のコーキングが不要な樹脂系サイディングであれば、そのような事態が起こることはありません。補修も必要ないのでトータルの工事費用を安く抑えることができます。
②軽量で地震に強い
樹脂系サイディングの主原料である塩化ビニル樹脂はプラスチックの一種です。
そのため、樹脂系サイディングは外壁材の中でもトップクラスに軽量で、窯業系の1/10ほどの重量しかないとされています。
軽量な外壁材に変更すると、建物の耐震性が向上します。これは、地震力(地震発生時に建物にかかる負荷)が「建物の重さ」×「地震層せん断力」という計算式で求められるので、外壁材が軽ければ軽いほど地震力も小さくなり、地震による被害を最小限に抑えられるからです。
③凍害に強い
窯業系サイディングは撥水性(水を弾く性質)を有しており、水や湿気を吸い込むことがありません。
水分の凍結・融解による凍害が発生しにくいので、寒冷地であっても外壁材の劣化を抑制することができます。
そのため、北海道や東北地方などで用いられるケースが増えてきています。
④塩害に強い
沿岸地域にお住まいの場合、潮風によって飛ばされてきた塩分が外壁に付着することでサビや腐食、塗膜の剥がれなどの症状が現れることがあります。これを「塩害」と呼びます。
沿岸地域では塩害対策が必須であり、塩分の影響を受けにくい樹脂系サイディングが採用されることが多いです。
樹脂系サイディングのデメリットとして、以下の3点が挙げられます。
①施工できる業者が少ない
樹脂系サイディングの一番のデメリットとして、「施工できる業者が少ない」という点が挙げられます。
元々施工が難しい上に日本ではまだまだ普及していない外壁材ということで、樹脂系サイディングを施工できる業者はほとんどいません。
樹脂系サイディングの需要が高い寒冷地や沿岸地域以外での工事を検討されている場合、施工業者探しにかなり苦労するかもしれません。
②工事費用が高くなりやすい
樹脂系サイディングは施工が難しいため、工事費用が高くなる傾向があります。
とはいえ、樹脂系サイディングのメンテナンス周期は約20~30年なので、一度工事してしまえば数十年はメンテナンスフリーとなります。
1回の工事費用は高くなるものの、トータルの工事費用は他の外壁材よりも安くなりやすいので、あまり大きなデメリットではないと言えます。
③デザインのバリエーションが少ない
窯業系サイディングに比べ、樹脂系サイディングはデザインや色のバリエーションが少ないです。
金属系サイディングよりもデザインの幅が少ないとされているので、ご自宅の美観にこだわりたい場合は窯業系や金属系の方が適しているかもしれません。
以上、樹脂系サイディングのメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
樹脂系サイディングには「耐久性に優れる」「軽量で地震に強い」「凍害・塩害に強い」といったメリットが存在します。そのため、特に寒冷地や沿岸地域での人気が高い外壁材となります。
一方で、「施工できる業者が少ない」「工事費用が高くなりやすい」「デザインのバリエーションが少ない」といったデメリットも存在します。施工業者探しに苦戦し、希望通りのスケジュールで進められない……なんて可能性もあります。
樹脂系サイディングによるご自宅の外壁リフォームを検討されている方は、事前にこれらのメリット・デメリットを把握されることをおすすめいたします!(*^^*)
ガイソー横浜港南店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー横浜港南店へご相談ください!
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◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
ガイソー横浜港南店です!
前回のブログに続き、今回もサイディングについてお話ししていきたいと思います。
サイディングには窯業系、金属系の他に「樹脂系サイディング」という種類も存在するのですが、「窯業系と金属系は聞いたことがあるけど、樹脂系は初めて聞いた」という方も多いと思います。
樹脂系サイディングは日本ではまだあまり普及していないのですが、様々なメリットが存在します。
そこで今回は、「樹脂系サイディングのメリット・デメリット」についてお話ししていきたいと思います!
〇樹脂系サイディングのメリット
樹脂系サイディングとは、「塩化ビニル樹脂を主成分として作られた外壁材」のことです。
北米では50年以上前から普及しており、約50%のシェア率を誇るとされています。
日本国内では他のサイディングに比べてまだ普及率が低いのですが、北海道や東北地方などの寒冷地で用いられている場合があります。
樹脂系サイディングのメリットとして、以下の4点が挙げられます。
①耐久性に優れる
樹脂系サイディングは非常に優れた耐久性を持っています。
窯業系サイディングは約7~8年おき、金属系サイディングも約10~15年おきにメンテナンスを行う必要があるのですが、樹脂系サイディングのメンテナンス周期は約20~30年とされています。
また、樹脂系サイディングの中は目地(部材同士のつなぎ目)にコーキングを行う必要がないものも存在します。
コーキングは経年劣化によって可塑剤(コーキングに弾性・柔軟性を付与する添加剤)が外壁表面に流出する場合があります。可塑剤の流出によってコーキングのひび割れや破断が発生したり、ブリード現象によって外壁の美観が大きく損なわれてしまいます。
しかし、目地のコーキングが不要な樹脂系サイディングであれば、そのような事態が起こることはありません。補修も必要ないのでトータルの工事費用を安く抑えることができます。
②軽量で地震に強い
樹脂系サイディングの主原料である塩化ビニル樹脂はプラスチックの一種です。
そのため、樹脂系サイディングは外壁材の中でもトップクラスに軽量で、窯業系の1/10ほどの重量しかないとされています。
軽量な外壁材に変更すると、建物の耐震性が向上します。これは、地震力(地震発生時に建物にかかる負荷)が「建物の重さ」×「地震層せん断力」という計算式で求められるので、外壁材が軽ければ軽いほど地震力も小さくなり、地震による被害を最小限に抑えられるからです。
③凍害に強い
窯業系サイディングは撥水性(水を弾く性質)を有しており、水や湿気を吸い込むことがありません。
水分の凍結・融解による凍害が発生しにくいので、寒冷地であっても外壁材の劣化を抑制することができます。
そのため、北海道や東北地方などで用いられるケースが増えてきています。
④塩害に強い
沿岸地域にお住まいの場合、潮風によって飛ばされてきた塩分が外壁に付着することでサビや腐食、塗膜の剥がれなどの症状が現れることがあります。これを「塩害」と呼びます。
沿岸地域では塩害対策が必須であり、塩分の影響を受けにくい樹脂系サイディングが採用されることが多いです。
〇樹脂系サイディングのデメリット
樹脂系サイディングのデメリットとして、以下の3点が挙げられます。
①施工できる業者が少ない
樹脂系サイディングの一番のデメリットとして、「施工できる業者が少ない」という点が挙げられます。
元々施工が難しい上に日本ではまだまだ普及していない外壁材ということで、樹脂系サイディングを施工できる業者はほとんどいません。
樹脂系サイディングの需要が高い寒冷地や沿岸地域以外での工事を検討されている場合、施工業者探しにかなり苦労するかもしれません。
②工事費用が高くなりやすい
樹脂系サイディングは施工が難しいため、工事費用が高くなる傾向があります。
とはいえ、樹脂系サイディングのメンテナンス周期は約20~30年なので、一度工事してしまえば数十年はメンテナンスフリーとなります。
1回の工事費用は高くなるものの、トータルの工事費用は他の外壁材よりも安くなりやすいので、あまり大きなデメリットではないと言えます。
③デザインのバリエーションが少ない
窯業系サイディングに比べ、樹脂系サイディングはデザインや色のバリエーションが少ないです。
金属系サイディングよりもデザインの幅が少ないとされているので、ご自宅の美観にこだわりたい場合は窯業系や金属系の方が適しているかもしれません。
以上、樹脂系サイディングのメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
樹脂系サイディングには「耐久性に優れる」「軽量で地震に強い」「凍害・塩害に強い」といったメリットが存在します。そのため、特に寒冷地や沿岸地域での人気が高い外壁材となります。
一方で、「施工できる業者が少ない」「工事費用が高くなりやすい」「デザインのバリエーションが少ない」といったデメリットも存在します。施工業者探しに苦戦し、希望通りのスケジュールで進められない……なんて可能性もあります。
樹脂系サイディングによるご自宅の外壁リフォームを検討されている方は、事前にこれらのメリット・デメリットを把握されることをおすすめいたします!(*^^*)
ガイソー横浜港南店では、見積り診断を無料で行っています!
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