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ガイソー横浜港南店

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クリア塗装のメリット・デメリット

2024.03.02
こんにちは☀
ガイソー横浜港南店です!


ご自宅の外壁塗装工事を検討されている方は、「クリア塗装」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
クリア塗装とは「クリア塗料を使用した塗装工事」のことで、外壁材の色やデザインを活かした仕上がりになります。

建物の外観にこだわりを持っている方に人気が高い工法ですが、クリア塗装にはいくつかのデメリットが存在します。
デメリットを把握しないままクリア塗装を行うと、想像と異なる仕上がりになってしまう可能性があります。


そこで今回は、「クリア塗装のメリット・デメリット」についてお話ししていきたいと思います!



クリア塗装とは?

前述の通り、クリア塗装は「クリア塗料」と呼ばれる塗料を使用した塗装工事を指しています。
クリア塗料は顔料(粉末状の着色料)が一切配合されていないので、無色透明な塗膜を形成します。

クリア塗装では基本的に下塗りは行われません。ほとんどの下塗り塗料には顔料が配合されており、クリア塗装を行っても顔料の色がそのまま出てしまうからです。
クリア塗料は「下塗り無し」を前提に開発されているものが多いので、下塗りを省略することによるデメリットはほとんどありません。
むしろメリットの方が多く存在するのですが、それは次の項でお話ししたいと思います。



クリア塗装のメリット

クリア塗装を行うメリットとして、以下の3点が挙げられます。



外壁材の色やデザインを活かせる

近年の外壁材には「木目調」や「レンガ調」、「タイル調」などの様々なデザインが用意されています。
施工前の状態でも綺麗な外壁材が多く存在することから、お気に入りの外壁材を活かした仕上がりにしたいと思われる方も多くいらっしゃいます。
通常の塗装工事だと着色塗膜によって外壁材の色やデザインが隠れてしまうため、思った通りの仕上がりにならない可能性が高いです。
しかし、クリア塗装であれば無色透明な塗膜を形成できるので、外壁材そのものを活かした仕上がりにすることができます

また、クリア塗装はツヤのある塗膜を形成するため、高級感のある外壁にすることも可能です。







下塗りを省略できる

前述の通り、クリア塗装は基本的に下塗りが行われることはありません。
下塗りを省略することで費用(人件費や材料費など)を削減し、工事期間も短くすることができるので、「工事費用をできるだけ安く抑えたい」「工事を早く終わらせたい」という方におすすめな工法となります。



チョーキングが起こらない

チョーキングとは「外壁に触れた際に外壁と同じ色の粉が付着する現象」のことで、塗膜内の樹脂が劣化し、顔料がむき出しの状態になってしまうことで起こります。
チョーキングが発生した塗膜は防水性能(撥水性能)がかなり低下しているので、放置すると「外壁内部の雨漏り・腐食」「カビ・コケ」「ひび割れ」などの様々な症状につながってしまいます。

クリア塗料には顔料が一切配合されていないので、経年劣化によってチョーキングが発生することはありません
ただし、チョーキングは「塗膜の劣化を示すサイン」でもあるため、チョーキングが発生しなかったことで塗膜の劣化に気が付かなかった……という可能性もあります。
クリア塗装を行うのであれば、チョーキング以外の劣化症状にしっかり気を配るようにしましょう



クリア塗装のデメリット

反対にクリア塗装のデメリットとして、以下の3点が挙げられます。



塗装できる外壁材が限られる

クリア塗装は「光触媒・無機・フッ素などでコーティングされた外壁材」に行うことができません。
特殊コーティングが施された外壁材に塗装しても、クリア塗料の樹脂が弾かれてしっかりと密着しないからです。

これらの外壁材は「難付着サイディング」と呼ばれており、そもそも塗装に適していません。
クリア塗装だからといって塗装できるわけではないので、もし難付着サイディングに対してクリア塗装を提案されたら注意しましょう。



コーキング部分には塗装できない

コーキングとは「建物の隙間や目地(部材同士のつなぎ目)に充填されたペースト状の材料」のことです。隙間や目地からの雨水の侵入を防いだり、外壁材同士の衝突・破損を未然に防ぐ役割を持っています。
コーキングとクリア塗料は相性が悪いことから、コーキングの上からクリア塗装を行うと「塗膜の汚れ」「ひび割れ」「剥がれ」などの症状が発生してしまいます。
そのため、クリア塗装を行う場合は「後打ち(外壁塗装工事の後にコーキングを行うこと)」によって施工されます。



下地の傷やひび割れを隠せない

クリア塗装は無色透明な塗膜を形成するので、通常の塗装工事のように「着色塗膜で下地の傷やひび割れを隠す」ということができません。
コーキングによる補修の跡も丸見えになることから、クリア塗装によって逆に仕上がりが汚くなってしまいます。
下地の劣化具合によってはクリア塗装を諦める、もしくは外壁張り替え工事を行う必要があるというのが一番のデメリットとなります。



以上、クリア塗装のメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
クリア塗装を行う条件として、「難付着サイディング以外の外壁材」「下地の傷やひび割れが少ない外壁材」が挙げられます。
これらの条件を満たしていない外壁材にクリア塗装を行うと、仕上がりが汚くなったり塗膜の劣化が早まってしまう可能性があります。

クリア塗装を行うことで外壁材の色やデザインを活かした仕上がりとなるので、建物の美観にこだわりを持っている方におすすめな工法と言えます。
ご自宅の外壁材が上記の条件を満たしているのであれば、クリア塗装を行われてみてはいかがでしょうか(*^^*)



ガイソー横浜港南店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)


リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー横浜港南店へご相談ください!

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