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棟板金の補修工事|屋根と同時に補修するメリット

2024.01.29
こんにちは☀
ガイソー横浜港南店です!


屋根のリフォームを行う際、「棟板金」の補修工事も合わせて行われる場合が多いです。

今回は、「棟板金の補修工事」と「屋根と棟板金を同時に補修するメリット」についてお話ししたいと思います!



棟板金とは?

棟板金とは、「棟(屋根の頂部)に設置されている金属製の建材」のことです。
棟は複数の屋根材の接合部分でもあるので、何も対策を施さない場合、雨水が入り込んで屋根内部の雨漏りや腐食が発生してしまいます。
そこで、棟板金で棟を覆い隠すことで、屋根の寿命を伸ばしているのです


雨風や紫外線の影響を受け続けることで、「色あせ」や「サビ・腐食」、「釘の浮き・抜け」などの様々な劣化症状が現れます。
金属製である棟板金はサビが発生しやすく、腐食によって穴が開いてしまう場合があります。そこから雨水が入り込むことで、屋根内部の雨漏りにつながってしまいます。
また、気温の変化によって棟板金が膨張・収縮を繰り返すことで、棟板金の釘が浮いてしまうこともあります。棟板金と釘の隙間から雨水が入り込んだり、釘が抜けて棟板金自体が浮いてしまう危険があるため、一刻も早い補修工事が必要となります。



棟板金の補修工事

上記のような症状が現れた場合、棟板金の補修工事を行う必要があります。
色あせや軽度なサビであれば「塗装工事」によって補修可能ですが、腐食によって穴が開いてしまっている場合は「交換工事」が必要となります。


棟板金の塗装工事は、以下のような工程で行われます。


ケレン・目荒らし

施工前の棟板金には汚れやサビが付着している場合が多いです。
その状態だと塗膜がしっかりと密着せず、剥がれの原因となってしまうため、紙やすりなどを用いて綺麗に取り除いていきます。



棟板金のケレン・目荒らし""



釘のコーキング補修

棟板金の釘が浮いている場合、釘を打ち直してからコーキングを行うことで補強します。



棟板金の釘の打ち直し



棟板金の釘頭のコーキング



サビ止め塗装

前述の通り、金属製である棟板金にはサビが発生しやすいです。
下塗りの代わりにサビ止め塗料(「GTエポプライマー」など)で塗装することで、サビの発生を未然に防ぎつつ、中塗り・上塗り塗料の密着性を向上させています。



棟板金のサビ止め塗装



中塗り・上塗り

屋根と一緒に棟板金の中塗り・上塗りが行われます。
そのため、使用塗料も屋根と棟板金とで共通しています。


↓ 塗装完了

塗装工事完了後の屋根






一方、棟板金の交換工事は以下の工程で行われます。


既存の棟板金・貫板の撤去

既存の棟板金・貫板(棟板金を固定するための木材)をすべて撤去します。
貫板に腐食が発生していた場合は補修工事を行う必要があります。


↓ 棟板金の下が貫板

既存の棟板金・貫板の撤去作業



新品の貫板の設置

新品の貫板を棟に沿って配置し、釘やビスで打ち付けて固定します。
交換工事で用いられる貫板はプラスチック樹脂製のものが多いです。従来の木製に比べて水分を吸い込みにくいので、雨水や湿気による劣化を抑制することができます。



新品の貫板の設置作業



新品の棟板金の設置

強風によって飛散しないよう、貫板にしっかりと打ち付けていきます。



新品の棟板金の設置作業



ちなみに、屋根カバー工事(既存の屋根材の上から新しい屋根材を被せる工法)では棟板金の交換工事も合わせて行います。
棟板金を残したまま新しい屋根材を被せることはできないので、撤去するついでに新品のものと交換されます。



屋根と棟板金を同時に補修するメリット

棟板金の補修工事は、基本的に屋根リフォームと一緒に行われます。
同時に補修するメリットとして、以下の2点が挙げられます。



工事費用を安く抑えることができる

約30坪の住宅の場合、足場代として約10~20万円ほどかかるとされています。そのため、屋根と棟板金の補修工事を別々に行うと、足場の設置・解体だけで約20~40万円もの費用が必要になってしまいます
屋根と棟板金の補修工事を同時に行えば、足場代が1回分だけで済むので工事費用を安く抑えられます



屋根の美観が向上する

屋根と棟板金を別々に補修すると、どちらかは綺麗な状態でもう一方は劣化が進んだ状態となります。
せっかく屋根が綺麗になったのに棟板金の汚れやサビが目立っていると、屋根全体の美観が損なわれてしまいます。
建物の美観にこだわりを持っている場合は、屋根と棟板金を同時に補修されることをおすすめいたします。



以上、棟板金の補修工事についてお話しさせていただきました。
棟板金は「棟からの雨水の侵入を防ぐ」という重要な役割を持っています。そのため、経年劣化による症状が現れた場合は「塗装工事」や「交換工事」によって補修する必要があります。
また、棟板金は屋根と同時に補修されることが多いです。これにより、「工事費用を安く抑えることができる」「屋根の美観が向上する」といったメリットが期待できます。


ご自宅の屋根塗装工事を検討されている方は、棟板金の補修工事も合わせて行われることをおすすめいたします!(*^^*)



ガイソー横浜港南店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)


リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー横浜港南店へご相談ください!

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