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ケレン・目荒らしを行う目的

2024.01.22
こんにちは☀
ガイソー横浜港南店です!


外壁や付帯部の塗装工事の前には、「ケレン・目荒らし」と呼ばれる作業が行われる場合が多いです。
ケレン・目荒らし作業をしっかりと行わないと、施工不良の原因になる可能性があります。

そこで今回は、ケレン・目荒らしについてお話ししていきたいと思います!



ケレンとは?

ケレンとは、「塗装箇所のサビや汚れを取り除く作業」のことです。
英単語の「clean(クリーン)」が訛って「ケレン」という名称が付けられたとされています。


ケレンには以下の4種類が存在し、一般住宅の塗装工事では主に3種、4種ケレンが行われます。



1種ケレン

研磨材を塗装箇所に勢いよく打ち付ける「ブラスト工法」により、サビや汚れ、既存の塗膜などを除去します。
ケレンの中で最も優れた効果を発揮できますが、高圧ホースや作業服の準備が必要となる上に、騒音や粉塵の飛散といったご近所トラブルにつながる恐れがあります。
そのため、一般住宅の塗装工事では行われません。



2種ケレン

ディスクグラインダー(円盤状の砥石を高速回転させ、研磨や切断を行う電動工具)やパワーブラシを使用するケレン作業です。
面積の30%以上にサビが発生していた場合に行われます。
2種ケレンが行われる塗装箇所は劣化が激しいことから、手間や費用がかかってしまいます。



3種ケレン

綺麗に密着している塗膜を残し、サビや汚れ、劣化している塗膜を除去します。
ワイヤーブラシややすりを用いて行われます。
一般住宅の塗装工事で最も採用されている作業となります。



4種ケレン

既存の塗膜の劣化が少ない場合に行われる作業で、ワイヤーブラシやサンドペーパーを用いてサビや汚れを取り除きます。
この4種ケレンは、目荒らしを目的として行われる場合が多いです。



雨樋のケレン作業



目荒らしとは?

目荒らしとは、「塗装箇所の表面に細かな傷をつけ、凹凸を作る作業」のことです。
主にサンドペーパーを用いて、ザラザラとした表面に加工していきます。

「サンドペーパーで塗装箇所を削る」という点が共通していることから、目荒らしは4種ケレンに含まれています。



玄関ドアの目荒らし作業



ケレン・目荒らしを行う目的

ケレン・目荒らしを行う目的として、「塗膜の密着性を向上させる」という点が挙げられます。

下地にサビや汚れが残ったまま塗装工事を行っても、塗膜がしっかりと密着しないのですぐに剥がれてしまいます。
ケレンによって余計なものをすべて取り除くことで、下地に塗膜がくっつきやすくなります。

また、下地の表面がツルツルしていると、塗料が内部まで浸透しないので剥がれやすい塗膜となってしまいます。
そのため、目荒らしによって表面に凹凸をつけることで、下地が塗料をしっかりと吸い込むようにします。


このように、ケレン・目荒らしは「塗料の密着性を高め、塗膜の寿命を長くする」という、塗装工事において重要な役割を持っているのです。



以上、ケレン・目荒らしについてお話しさせていただきました。
縁の下の力持ちとも言える作業となりますので、塗装工事の際はぜひ注目されてみてはいかがでしょうか(*^^*)



ガイソー横浜港南店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)


リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー横浜港南店へご相談ください!

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