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付帯部の塗装工事は必要?|外壁と一緒に塗装する理由

2023.12.25
こんにちは☀
ガイソー横浜港南店です!


外壁塗装工事を行う際、ほとんどの場合で「付帯部」の塗装工事も合わせて行われます。
「付帯部って何のこと?」「付帯部を塗装する必要はあるの?」と疑問に思われる方がいらっしゃるかもしれません。
付帯部を塗装すればその分だけ工事費用も高くなるので、必要がないのであれば塗装したくない……と思われる方がいるのも自然なことだと言えます。

そこで今回は、「付帯部の塗装工事」についてお話ししたいと思います!



付帯部とは?

そもそも付帯部とはいったい建物のどこを指しているのでしょうか。
付帯部とは「建物に付属しているパーツ(部材)」のことで、具体的には雨樋や破風板、軒天、幕板、雨戸、土台水切り……などの様々な箇所を指しています。


付帯部はそれぞれ何らかの役割を持っており、建物全体の耐久性・安全性に直結するほど重要な存在であることも多いです。

たとえば、雨樋(軒先から地面の排水溝までつなげられた筒状の建材)は「屋根に降った雨水を適切に排水する」という役割を持っています。
もし雨樋が設置されていなかったとすると、屋根からの雨水が外壁に流れ落ちることで「雨だれ汚れ」が発生してしまったり、地面に落ちて跳ね返った泥水が基礎・土台内部に侵入してしまう可能性があります。特に後者のような事態が起こると、建物の破損や倒壊のリスクが大幅に上昇してしまいます。
そのため、雨樋の設置によって屋根からの雨水を安全に排水しているのです。



↓ 雨樋



雨樋



もう1つ例を挙げると、土台水切り(外壁と基礎の間を一周するように設置された金属板)は「建物の基礎・土台内部を雨水から保護する」という役割を持っています。
建物全体の荷重を支える基礎・土台内部に雨漏りや腐食が発生しないよう、土台水切りを設置することで雨水を受け流しています。



↓ 土台水切り

土台水切り



このように、付帯部の有無によって建物の耐久性・安全性は大きく変わってくるのです。
中には機能的な役割を持っていない付帯部(幕板など)もありますが、基本的には建物の性能を高めるためには欠かせない存在となっています。



付帯部の塗装工事は必要なのか?

付帯部の塗装工事を行う理由として、以下の2点が挙げられます。



経年劣化による症状を補修するため

外壁や屋根と同じように、付帯部も雨風や紫外線によって様々な症状が発生します。
金属製であれば「サビ」、木製であれば「腐食」といったように、付帯部の素材によって現れる症状は異なりますが、どんな症状であっても放置することで付帯部の寿命を大きく縮めてしまう上に、付帯部ごとの役割を果たせなくなってしまいます。
たとえば、雨樋のサビを放置したことで腐食が発生し、表面に穴が開いてしまう場合があります。穴が開いた雨樋は屋根からの雨水を受け止めることができず、そのままこぼしてしまいます。そうなれば、外壁の雨だれ汚れや基礎・土台内部の雨漏りや腐食を防止することはできません。

あまりにも経年劣化が進んだ付帯部は、塗装工事では補修し切れないので交換工事が必要となる場合があります。
塗装工事よりも交換工事の方がかかる費用が高くなりやすいので、「余計な費用をかけたくない」として付帯部の塗装工事を行わなかったことで逆に工事費用を高くしてしまうケースも少なくありません。



建物の美観を維持するため

付帯部の経年劣化により、「色あせ」や「塗膜の剥がれ」などの症状が現れる場合があります。
前述の通り、付帯部は「建物に付属しているパーツ」です。いくら外壁や屋根が綺麗だったとしても、付属品がボロボロなのでは建物全体の美観が大きく損なわれてしまいます。
少しでも建物の美観にこだわりを持っているのであれば、付帯部の塗装工事を行われることをおすすめいたします。



外壁と付帯部の塗装工事を一緒に行う理由

「付帯部の塗装工事を行う理由はわかったけど、外壁の塗装工事と一緒に行うのはなぜ?」と疑問に思われる方がいらっしゃるかもしれません。
その理由として、以下の2点が挙げられます。



トータルの工事費用を安く抑えるため

外壁と付帯部の塗装工事を別々に行うと、足場の設置・解体をそれぞれ2回行う必要があります。
約30坪の住宅の場合、足場代として10~20万ほどの費用がかかります。それが2倍ということは、足場だけで20~40万円もの金額が必要となってしまいます。
さらに、塗装工事にかかる人件費や作業費も高くなりやすいです。
そのため、トータルの工事費用をできるだけ安く抑えたいのであれば、外壁と付帯部の同時塗装がおすすめです。



付帯部だけの塗装工事を行う人はまれであるため

外壁や屋根に比べて、付帯部は重要度が低いと思われている方が多いです。
前述の通り、付帯部は建物の耐久性・安全性に大きく関わる場合があるので、外壁や屋根よりも重要度が低いということはありません。
しかし、付帯部のためだけにスケジュールを調整し、施工業者と何回も打ち合わせを行い、騒音や人の出入り、制限がある塗装工事を行えるかというと、嫌だと感じる方も多いのではないでしょうか。
このように、付帯部だけの塗装工事には精神的なハードルがあることから、外壁と合わせて塗装することが推奨されているのです。



以上、付帯部の塗装工事についてお話しさせていただきました。
付帯部は建物の耐久性・安全性に関わる存在であるため、経年劣化が発生した場合はなるべく早めに補修する必要があります。
また、外壁と付帯部を一緒に塗装することで、トータルの工事費用を安く抑えることができます。

ご自宅の外壁塗装工事を検討されている方は、付帯部も合わせて塗装されることをおすすめいたします!(*^^*)



ガイソー横浜港南店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)


リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー横浜港南店へご相談ください!

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