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光触媒塗料のメリット・デメリット
2023.09.28
こんにちは☀
ガイソー横浜港南店です!
今回は、「光触媒塗料」のメリット・デメリットについてお話ししたいと思います!
光触媒塗料とは、「光触媒を主成分として作られた塗料」のことを指しています。光触媒とは「光(紫外線)を照射すると化学反応を促進する物質」のことで、光触媒塗料では白色顔料でもある酸化チタンが採用されています。
酸化チタンに光を当てると、非常に優れた分解力が発揮されます。この分解力を利用したのが光触媒塗料であり、外壁に付着した汚れやゴミ、空気汚染物質などを分解して綺麗な状態に保つことができます。
酸化チタンが紫外線と反応すると、塗膜を劣化させてしまう「ラジカル」が発生してしまいます。ラジカルの発生を未然に防ぐために酸化チタンの反応を抑制する塗料が、前回ご紹介した「ラジカル塗料」となります。
光触媒塗料はラジカル塗料とは反対に、酸化チタンの光触媒作用を促進させることで優れた効果を得た塗料なのです。
光触媒塗料を使用するメリットとして、以下の3点が挙げられます。
①外壁を綺麗な状態で維持できる
酸化チタンの優れた分解力により、光触媒塗料で塗装した外壁は長期間にわたって綺麗な状態を維持することができます。
外壁に付着した汚れを分解するだけでなく、親水性に優れる膜を形成することで雨水が汚れの下に潜り込むようになります。つまり、雨が降る度に汚れが雨水と一緒に流れ落ちる「セルフクリーニング効果」が発揮されるのです。
セルフクリーニング効果を持った塗料は多く存在しますが、光触媒塗料は汚れを細かく分解するので確実に洗い落とすことが可能です。
②空気清浄効果が期待できる
酸化チタンは汚れだけでなく空気汚染物質も分解することができるので、光触媒塗料で塗装した箇所の空気も綺麗になります。
さらに、光触媒塗料によって分解される空気汚染物質の量は自動車12台の排気ガスに相当するとされているため、ご自宅周辺の空気を長期間にわたって綺麗な状態で維持することが可能です。
➂耐用年数が長い
酸化チタンと紫外線の反応が起こると、塗膜劣化の原因であるラジカルが発生してしまいます。そのため、光触媒塗料は酸化チタンの分解力を利用しつつ、ラジカルへの対策が施された塗料となっています。
光触媒塗料の期待耐用年数は約15~20年とされており、塗料の中でも塗膜が非常に長持ちします。
反対に光触媒塗料のデメリットとして、以下の4点が挙げられます。
①施工が難しい
光触媒塗料はまだまだ登場したばかりの塗料なので、光触媒塗料の施工経験が少ない業者が多いです。
光触媒塗料は比較的粘度が低いため、技術が不足している職人が塗装することで、塗料が垂れて見映えが悪くなってしまいます。
また、施工の難しさによって作業費が高くなりやすく、光触媒塗料による塗装工事の相場は外壁1㎡あたり約3500~5500円とかなり高価です。
光触媒塗料による塗装工事を検討されている場合は、施工業者が光触媒塗料の知識・経験を十分に持っているかを確認するようにしましょう。
②すべての汚れを落とせるわけではない
酸化チタンによって分解できるのは有機物だけなので、サビや砂埃、エフロレッセンス(コンクリートに沈着した白色の汚れ)などの無機物を分解することはできません。
セルフクリーニング効果によって洗い落とすこともできないので、これらの汚れは人の手で除去する必要があります。
➂カラーバリエーションが少ない
光触媒塗料に多く含まれる酸化チタンは、ほとんどすべての塗料に使用されているほど綺麗な白色を出します。そのため、光触媒塗料はどうしても白が多く混ざった色になってしまいます。
濃い色で塗装したい方は、選べる色が制限されてしまう光触媒塗料はあまりおすすめではないかもしれません。
④ひび割れが起こりやすい
光触媒塗料が形成する塗膜は固くなりやすいので、建物の振動や収縮によって塗膜がひび割れてしまうことがあります。
外壁のひび割れが起こると、そこから雨水が入り込んで外壁内部の雨漏り・腐食につながる可能性があるため、この点は光触媒塗料の大きなデメリットだと言えるでしょう。
以上、光触媒塗料のメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
光触媒塗料は「外壁に付着した汚れを分解し、空気を綺麗にすることができる」という優れた効果を持っていますが、まだまだ登場したばかりなので光触媒塗料に関する知識や経験が不足している職人が多いです。
光触媒塗料による塗装工事を検討されている場合は、施工業者が光触媒塗料の知識・経験を持っているかどうかをしっかりと確認されることをおすすめいたします!(*^^*)
ガイソー横浜港南店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー横浜港南店へご相談ください!
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ガイソー横浜港南店
〒233-0012
神奈川県横浜市港南区上永谷6-1-1
サルビアビル1F
TEL:0120-916ー508 /045-370-9791
FAX:045-370-9792
E-mail:info@kensyou.biz
◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
ガイソー横浜港南店です!
今回は、「光触媒塗料」のメリット・デメリットについてお話ししたいと思います!
〇「光触媒塗料」とは?
光触媒塗料とは、「光触媒を主成分として作られた塗料」のことを指しています。光触媒とは「光(紫外線)を照射すると化学反応を促進する物質」のことで、光触媒塗料では白色顔料でもある酸化チタンが採用されています。
酸化チタンに光を当てると、非常に優れた分解力が発揮されます。この分解力を利用したのが光触媒塗料であり、外壁に付着した汚れやゴミ、空気汚染物質などを分解して綺麗な状態に保つことができます。
酸化チタンが紫外線と反応すると、塗膜を劣化させてしまう「ラジカル」が発生してしまいます。ラジカルの発生を未然に防ぐために酸化チタンの反応を抑制する塗料が、前回ご紹介した「ラジカル塗料」となります。
光触媒塗料はラジカル塗料とは反対に、酸化チタンの光触媒作用を促進させることで優れた効果を得た塗料なのです。
〇光触媒塗料のメリット
光触媒塗料を使用するメリットとして、以下の3点が挙げられます。
①外壁を綺麗な状態で維持できる
酸化チタンの優れた分解力により、光触媒塗料で塗装した外壁は長期間にわたって綺麗な状態を維持することができます。
外壁に付着した汚れを分解するだけでなく、親水性に優れる膜を形成することで雨水が汚れの下に潜り込むようになります。つまり、雨が降る度に汚れが雨水と一緒に流れ落ちる「セルフクリーニング効果」が発揮されるのです。
セルフクリーニング効果を持った塗料は多く存在しますが、光触媒塗料は汚れを細かく分解するので確実に洗い落とすことが可能です。
②空気清浄効果が期待できる
酸化チタンは汚れだけでなく空気汚染物質も分解することができるので、光触媒塗料で塗装した箇所の空気も綺麗になります。
さらに、光触媒塗料によって分解される空気汚染物質の量は自動車12台の排気ガスに相当するとされているため、ご自宅周辺の空気を長期間にわたって綺麗な状態で維持することが可能です。
➂耐用年数が長い
酸化チタンと紫外線の反応が起こると、塗膜劣化の原因であるラジカルが発生してしまいます。そのため、光触媒塗料は酸化チタンの分解力を利用しつつ、ラジカルへの対策が施された塗料となっています。
光触媒塗料の期待耐用年数は約15~20年とされており、塗料の中でも塗膜が非常に長持ちします。
〇光触媒塗料のデメリット
反対に光触媒塗料のデメリットとして、以下の4点が挙げられます。
①施工が難しい
光触媒塗料はまだまだ登場したばかりの塗料なので、光触媒塗料の施工経験が少ない業者が多いです。
光触媒塗料は比較的粘度が低いため、技術が不足している職人が塗装することで、塗料が垂れて見映えが悪くなってしまいます。
また、施工の難しさによって作業費が高くなりやすく、光触媒塗料による塗装工事の相場は外壁1㎡あたり約3500~5500円とかなり高価です。
光触媒塗料による塗装工事を検討されている場合は、施工業者が光触媒塗料の知識・経験を十分に持っているかを確認するようにしましょう。
②すべての汚れを落とせるわけではない
酸化チタンによって分解できるのは有機物だけなので、サビや砂埃、エフロレッセンス(コンクリートに沈着した白色の汚れ)などの無機物を分解することはできません。
セルフクリーニング効果によって洗い落とすこともできないので、これらの汚れは人の手で除去する必要があります。
➂カラーバリエーションが少ない
光触媒塗料に多く含まれる酸化チタンは、ほとんどすべての塗料に使用されているほど綺麗な白色を出します。そのため、光触媒塗料はどうしても白が多く混ざった色になってしまいます。
濃い色で塗装したい方は、選べる色が制限されてしまう光触媒塗料はあまりおすすめではないかもしれません。
④ひび割れが起こりやすい
光触媒塗料が形成する塗膜は固くなりやすいので、建物の振動や収縮によって塗膜がひび割れてしまうことがあります。
外壁のひび割れが起こると、そこから雨水が入り込んで外壁内部の雨漏り・腐食につながる可能性があるため、この点は光触媒塗料の大きなデメリットだと言えるでしょう。
以上、光触媒塗料のメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
光触媒塗料は「外壁に付着した汚れを分解し、空気を綺麗にすることができる」という優れた効果を持っていますが、まだまだ登場したばかりなので光触媒塗料に関する知識や経験が不足している職人が多いです。
光触媒塗料による塗装工事を検討されている場合は、施工業者が光触媒塗料の知識・経験を持っているかどうかをしっかりと確認されることをおすすめいたします!(*^^*)
ガイソー横浜港南店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー横浜港南店へご相談ください!
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◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
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