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ガイソー横浜港南店

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ガルバリウム鋼板のメリット・デメリット

2024.04.04
こんにちは☀
ガイソー横浜港南店です!


ご自宅の屋根葺き替え工事・カバー工事を検討されている方は、「ガルバリウム鋼板」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
ガルバリウム鋼板とは金属系の建築素材で、屋根材や外壁材の素材として幅広く使用されています。

いわゆる「金属屋根」はガルバリウム鋼板から作られているものが多く、主流と言っていいほど高いシェア率を誇っています。
それはガルバリウム鋼板が様々なメリットを持っているからです。

今回は、そんな「ガルバリウム鋼板のメリット・デメリット」についてお話ししていきたいと思います!



ガルバリウム鋼板の外壁



ガルバリウム鋼板とは?

ガルバリウム鋼板とは「金属鋼板にアルミニウムや亜鉛、シリコンなどをめっきした素材」のことで、「アルミ亜鉛合金めっき鋼板」と呼ばれる場合もあります。
1970年代にアメリカで開発されてから、現在では非常に多くの屋根材・外壁材メーカーで使用されています。

ガルバリウム鋼板は「金属でありながらサビに強い」という特長を持っています。
ガルバリウム鋼板に使用されている亜鉛には、「犠牲防食作用」と呼ばれる作用があります。これは「亜鉛が自ら溶け出すことで他の金属をサビから保護する」というものです。万が一亜鉛めっき部分に傷が発生したとしても、溶け出した亜鉛が膜となって傷ついた部分を覆うことで、鉄のサビ・腐食の進行を防止します。
この犠牲防食作用が機能することで、ガルバリウム鋼板は金属素材であるにも関わらずサビがほとんど発生しないのです。この大きなメリットにより、非常に多くの金属系屋根材・外壁材で用いられるようになりました。



ガルバリウム鋼板のメリット

ガルバリウム鋼板から作られた屋根材・外壁材のメリットとして、以下の3点が挙げられます。



耐久性・耐候性に優れる

ガルバリウム鋼板に使用されているアルミニウムは耐久性・耐候性に優れ、同じ質量の鉄よりも強度が高いとされています。さらに、アルミニウムは「酸化皮膜」と呼ばれる膜を形成することで、サビ・腐食の発生を未然に防いでいます。
アルミニウムの優れた耐久性・耐候性により、ガルバリウム鋼板の期待耐用年数は約25~30年とされています。メンテナンスをしっかり行えば、それよりも長持ちさせることも可能です。
雨風や紫外線を受け続けても美観が損なわれにくいので、「長期間にわたって屋根・外壁の美観を保ち続けたい」という方におすすめな素材です。



サビが発生しにくい

前述の通り、ガルバリウム鋼板は金属でありながらサビが発生しにくいです。
亜鉛の「犠牲防食作用」とアルミニウムの「酸化皮膜」により、サビ・腐食の発生や進行を未然に防ぐことができるからです。

従来の金属素材だと経年劣化によってサビや腐食が発生し、内部の雨漏り・腐食につながってしまう恐れがありました。
しかし、ガルバリウム鋼板であればそのような心配がないので、建物全体の寿命を大きく伸ばせます。



軽量で地震に強い

金属素材であるガルバリウム鋼板は比較的軽いです。
軽量な屋根材・外壁材に変更すると、建物の耐震性が向上します。これは、地震力(地震発生時に建物にかかる負荷)が「建物の重さ」×「地震層せん断力」という計算式で求められることから、屋根や外壁の重さが軽ければ軽いほど地震力も比例して小さくなるためです。
ご自宅の屋根葺き替え工事や外壁張り替え工事を検討されている方は、地震対策としてガルバリウム鋼板の屋根材・外壁材を検討されてみてはいかがでしょうか。



ガルバリウム鋼板のデメリット

反対にガルバリウム鋼板から作られた屋根材・外壁材のデメリットとして、以下の3点が挙げられます。



どうしてもサビが発生することがある

ガルバリウム鋼板はサビに強いとはいえ、半永久的にサビないというわけではありません。
長期間にわたってメンテナンスを行わなかったり、沿岸地域にお住まいの場合などは経年劣化によってサビや腐食が発生してしまう場合があります。
他の金属素材と同様に、ガルバリウム鋼板のサビ・腐食を放置することで内部の雨漏りや腐食につながってしまいます。
ガルバリウム鋼板にサビが発生していた場合は、なるべく早めに補修工事を行うようにしましょう。



凹みやすい

ガルバリウム鋼板は薄めに作られていることから、「衝撃に弱い」というデメリットが存在します。
飛来物の衝突によって表面が凹んでしまう可能性があるため、屋根や外壁の凹みを気にされるようであればガルバリウム鋼板はあまりおすすめできません。



デザインのバリエーションが少ない

ガルバリウム鋼板はスタイリッシュなデザインのものが多く、カラーバリエーションも豊富です。
しかし、窯業系サイディングのようにレンガ調、木目調、タイル調などといったデザインが用意されているわけではないので、どうしても似通った仕上がりとなってしまいます。
ご自宅の美観にこだわりたいという方は、選択肢の多い窯業系サイディングの方がおすすめかもしれません。



以上、ガルバリウム鋼板のメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
ガルバリウム鋼板は「サビに強い」という特長があり、金属でありながらサビ・腐食の発生を未然に防ぐことができます。
ただし、半永久にサビないというわけではないので、定期的な点検と補修工事を欠かさずに行うようにしましょう。そうすれば、30年以上にわたってご自宅の屋根・外壁を保護し続けてくれるはずです。

ご自宅の屋根・外壁リフォームを検討されている方は、ぜひガルバリウム鋼板を検討されてみてはいかがでしょうか(*^^*)



ガイソー横浜港南店では、見積り診断を無料で行っています!
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)


リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー横浜港南店へご相談ください!

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