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シリコン塗料のメリット・デメリット
2023.09.21
こんにちは☀
ガイソー横浜港南店です！
今回は、「シリコン塗料」のメリット・デメリットについてお話ししたいと思います！
シリコン塗料とは、「シリコン樹脂を主成分として作られた塗料」のことです。シリコン樹脂はケイ素と酸素の結合である「シロキサン結合」によって構成された無機化合物で、その結合は非常に強固です。そのため、シリコン樹脂は優れた耐久性・耐候性を持っています。
シリコン塗料はベースとしてアクリルが用いられているので、「アクリルシリコン塗料」と呼ばれることもあります。
アクリル塗料と混同してしまいそうになりますが、アクリル塗料とアクリルシリコン塗料はまったくの別物です。アクリルとシリコン樹脂を混ぜ合わせたことで、アクリルシリコン塗料はアクリルの「扱いやすさ」とシリコン樹脂の「優れた耐久性・耐候性」といったそれぞれのメリットを兼ね備えた塗料となりました。
シリコン塗料は屋根・外壁塗装においてナンバーワンと言っていいほどの人気を持った塗料であり、多くの塗料メーカーから販売されています。
そんなシリコン塗料のメリット・デメリットをこれから解説していきたいと思います！
シリコン塗料を使用するメリットとして、以下の4点が挙げられます。
①コストパフォーマンスが高い
シリコン塗料は「工事費用に対して耐用年数が長い」というメリットを持っています。
シリコン塗料による塗装工事の費用は外壁1㎡あたり約1800～3000円で、期待耐用年数は約10～15年となります。ウレタン塗料の工事費用が外壁1㎡あたり約1500～2500円で期待耐用年数が約6～10年であることを鑑みると、シリコン塗料のコストパフォーマンスの高さがお分かりいただけると思います。
耐用年数の長さによってウレタン塗料よりもメンテナンスの回数が少ないので、シリコン塗料の方が「長い目で見たときの工事費用が安くなる」といったことも多々あります。
シリコン塗料はウレタン塗料とさほど工事費用が変わらないのにも関わらず、価格以上の耐用年数を発揮することができます。このことから、シリコン塗料がトップクラスの人気を誇るようになったのです。
②優れた耐候性
シリコン塗料に配合されているシリコン樹脂は、「シロキサン結合」によって非常に強固な結合を持っています。
その結合の強さは紫外線の破壊エネルギーを上回るほどで、紫外線による結合の切断を阻止することができます。
紫外線が樹脂や顔料などの結合を切断すると「色あせ」や「チョーキング（外壁に触れたときに外壁と同じ色の粉が付着する現象）」が発生してしまいますが、シリコン塗料で外壁を塗装することによって、それらの発生を未然に防ぐことが可能です。
③汚れが付着しにくい
シリコン塗料に含まれているシリコン樹脂は優れた絶縁性を持っているので、静電気によって空気中のチリやホコリが塗膜に付着することを防止できます。
さらに、セラミックが配合されたシリコン塗料であれば、セラミックによって親水性の高い塗膜が形成されるようになります。塗膜の親水性が高いと、外壁に当たった雨水が薄い膜となって広がるようになるため、外壁の汚れの下に潜り込むことで汚れを浮かせてくれます。この「セルフクリーニング効果」によって、外壁の美観を長期間にわたって維持することができるのです。
④光沢のある美しい仕上がり
シリコン塗料が形成する塗膜には光沢があることが多いです。そのため、屋根や外壁をシリコン塗料で塗装することで、新築のようにピカピカな仕上がりにすることができます。
また、シリコン塗料は非常に高い光沢保持率（塗装直後の光沢を100％としたとき、劣化後にどれだけの光沢が残っているかの割合）を持っているため、光沢のある屋根・外壁を長期間にわたってお楽しみいただけます。
もちろん、シリコン塗料のすべてが光沢のある塗膜を形成するわけではなく、「ガイソーウォールマットマックス」のようなツヤ消し塗料も存在します。
マットな質感がお好みの場合は、それらの塗料で塗装されることをおすすめいたします。
反対にシリコン塗料を使用するデメリットとして、以下の2点が挙げられます。
①フッ素樹脂塗料よりは性能に劣る
シリコン塗料は塗料の中でも耐用年数は長い方ですが、シリコン塗料よりも上のグレードであるフッ素樹脂塗料の期待耐用年数は約15～20年と、シリコン塗料よりも長い耐用年数を誇ります。
ご自宅が大きく、定期的なメンテナンスの実施が困難である場合は、シリコン塗料よりも高価ではあるものの耐用年数が長いフッ素樹脂塗料の方がおすすめと言えるでしょう。
②ひび割れが発生しやすい
シリコン塗料の塗膜はウレタン塗料に比べて柔軟性が低いので、建物の収縮や地震の揺れによって塗膜がひび割れてしまう可能性があります。
塗膜のひび割れが発生すると、そこから雨水が入り込んで外壁内部の雨漏りや腐食につながってしまうため、非常に危険な症状であると言えます。
「弾性塗料」タイプのシリコン塗料であれば塗膜のひび割れを未然に防ぐことができるので、ひび割れが不安な方はそれらの塗料を使用されることをおすすめいたします。
以上、シリコン塗料のメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
シリコン塗料は塗料の中でもコストパフォーマンスが高いことから、非常に人気の高い塗料となっています。
とはいえ、シリコン塗料のメリット・デメリットをしっかりと理解せずに「人気だから」という理由だけで選ばれてしまうと、せっかくの塗装工事が満足できない結果に終わってしまうことも考えられます。
シリコン塗料を検討されている方は、シリコン塗料のメリット・デメリットを把握した上で他の塗料と比較されることをおすすめいたします！(*^^*)
ガイソー横浜港南店では、見積り診断を無料で行っています！
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー横浜港南店へご相談ください！
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〒233－0012
神奈川県横浜市港南区上永谷6－1－1
サルビアビル１Ｆ
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E-mail：info@kensyou.biz
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ガイソー横浜港南店です！
今回は、「シリコン塗料」のメリット・デメリットについてお話ししたいと思います！
〇「シリコン塗料」とは？
シリコン塗料とは、「シリコン樹脂を主成分として作られた塗料」のことです。シリコン樹脂はケイ素と酸素の結合である「シロキサン結合」によって構成された無機化合物で、その結合は非常に強固です。そのため、シリコン樹脂は優れた耐久性・耐候性を持っています。
シリコン塗料はベースとしてアクリルが用いられているので、「アクリルシリコン塗料」と呼ばれることもあります。
アクリル塗料と混同してしまいそうになりますが、アクリル塗料とアクリルシリコン塗料はまったくの別物です。アクリルとシリコン樹脂を混ぜ合わせたことで、アクリルシリコン塗料はアクリルの「扱いやすさ」とシリコン樹脂の「優れた耐久性・耐候性」といったそれぞれのメリットを兼ね備えた塗料となりました。
シリコン塗料は屋根・外壁塗装においてナンバーワンと言っていいほどの人気を持った塗料であり、多くの塗料メーカーから販売されています。
そんなシリコン塗料のメリット・デメリットをこれから解説していきたいと思います！
〇シリコン塗料のメリット
シリコン塗料を使用するメリットとして、以下の4点が挙げられます。
①コストパフォーマンスが高い
シリコン塗料は「工事費用に対して耐用年数が長い」というメリットを持っています。
シリコン塗料による塗装工事の費用は外壁1㎡あたり約1800～3000円で、期待耐用年数は約10～15年となります。ウレタン塗料の工事費用が外壁1㎡あたり約1500～2500円で期待耐用年数が約6～10年であることを鑑みると、シリコン塗料のコストパフォーマンスの高さがお分かりいただけると思います。
耐用年数の長さによってウレタン塗料よりもメンテナンスの回数が少ないので、シリコン塗料の方が「長い目で見たときの工事費用が安くなる」といったことも多々あります。
シリコン塗料はウレタン塗料とさほど工事費用が変わらないのにも関わらず、価格以上の耐用年数を発揮することができます。このことから、シリコン塗料がトップクラスの人気を誇るようになったのです。
②優れた耐候性
シリコン塗料に配合されているシリコン樹脂は、「シロキサン結合」によって非常に強固な結合を持っています。
その結合の強さは紫外線の破壊エネルギーを上回るほどで、紫外線による結合の切断を阻止することができます。
紫外線が樹脂や顔料などの結合を切断すると「色あせ」や「チョーキング（外壁に触れたときに外壁と同じ色の粉が付着する現象）」が発生してしまいますが、シリコン塗料で外壁を塗装することによって、それらの発生を未然に防ぐことが可能です。
③汚れが付着しにくい
シリコン塗料に含まれているシリコン樹脂は優れた絶縁性を持っているので、静電気によって空気中のチリやホコリが塗膜に付着することを防止できます。
さらに、セラミックが配合されたシリコン塗料であれば、セラミックによって親水性の高い塗膜が形成されるようになります。塗膜の親水性が高いと、外壁に当たった雨水が薄い膜となって広がるようになるため、外壁の汚れの下に潜り込むことで汚れを浮かせてくれます。この「セルフクリーニング効果」によって、外壁の美観を長期間にわたって維持することができるのです。
④光沢のある美しい仕上がり
シリコン塗料が形成する塗膜には光沢があることが多いです。そのため、屋根や外壁をシリコン塗料で塗装することで、新築のようにピカピカな仕上がりにすることができます。
また、シリコン塗料は非常に高い光沢保持率（塗装直後の光沢を100％としたとき、劣化後にどれだけの光沢が残っているかの割合）を持っているため、光沢のある屋根・外壁を長期間にわたってお楽しみいただけます。
もちろん、シリコン塗料のすべてが光沢のある塗膜を形成するわけではなく、「ガイソーウォールマットマックス」のようなツヤ消し塗料も存在します。
マットな質感がお好みの場合は、それらの塗料で塗装されることをおすすめいたします。
〇シリコン塗料のデメリット
反対にシリコン塗料を使用するデメリットとして、以下の2点が挙げられます。
①フッ素樹脂塗料よりは性能に劣る
シリコン塗料は塗料の中でも耐用年数は長い方ですが、シリコン塗料よりも上のグレードであるフッ素樹脂塗料の期待耐用年数は約15～20年と、シリコン塗料よりも長い耐用年数を誇ります。
ご自宅が大きく、定期的なメンテナンスの実施が困難である場合は、シリコン塗料よりも高価ではあるものの耐用年数が長いフッ素樹脂塗料の方がおすすめと言えるでしょう。
②ひび割れが発生しやすい
シリコン塗料の塗膜はウレタン塗料に比べて柔軟性が低いので、建物の収縮や地震の揺れによって塗膜がひび割れてしまう可能性があります。
塗膜のひび割れが発生すると、そこから雨水が入り込んで外壁内部の雨漏りや腐食につながってしまうため、非常に危険な症状であると言えます。
「弾性塗料」タイプのシリコン塗料であれば塗膜のひび割れを未然に防ぐことができるので、ひび割れが不安な方はそれらの塗料を使用されることをおすすめいたします。
以上、シリコン塗料のメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
シリコン塗料は塗料の中でもコストパフォーマンスが高いことから、非常に人気の高い塗料となっています。
とはいえ、シリコン塗料のメリット・デメリットをしっかりと理解せずに「人気だから」という理由だけで選ばれてしまうと、せっかくの塗装工事が満足できない結果に終わってしまうことも考えられます。
シリコン塗料を検討されている方は、シリコン塗料のメリット・デメリットを把握した上で他の塗料と比較されることをおすすめいたします！(*^^*)
ガイソー横浜港南店では、見積り診断を無料で行っています！
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー横浜港南店へご相談ください！
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